株式会社新橋大好き

昭和の本の思い出

ローティーンブルース、中学生がそこまでやってええんかい?

こんにちは! 株式会社新橋大好きの鈴木です。新橋で昭和ブックカフェを経営しています。「昭和の本の思い出」

第三弾はローティーンブルースです。

タイトルどおり主人公は中学生で少年チャンピオン連載時はかなり話題となりましたが今では知る人は少なくこの名作を埋もらせたくないと思い第三弾に選びました。

作者は望月あきら氏で、氏の作としては、ゆうひが丘の総理大臣が有名です。中村雅俊さんが主人公でテレビドラマ化もされています。昭和版GTO、と言うよりGTOが「総理大臣」の影響を受けており似たような場面もありました。

「ブルース」では主人公が美人教師と関係をもちしかも彼女は・・・・というストーリーです。美少女同級生も主人公を慕い羨ましい限りです。

後年に大人気となった俺の空は本宮ひろ志氏の代表作で安田財閥御曹司が高校を2年で卒業し旅に出る前に美人担任教師に教えを請い初体験するところから物語は始まります。こちらも羨ましい限りです。

「ブルース」は中学生というところが一層衝撃的でした。しかも「空」よりもずっと早く連載されています。「空」の安田財閥よりは小さいですが現役総理を自宅に呼べる事業家の次男が主人公で、その総理(田中角栄氏がモデルと思われる)がカネの問題で辞任し父親も亡くなり事業が傾いたのを主人公が立て直そうとするまで主人公が成長するというストーリーです。

それまでには2人の女性からの愛情と家族との葛藤がありました。生活苦の中で東大を目指す親友や父が主人公の将来の政略結婚相手と考えたひょうきんな女性など様々なキャラクターが話を盛り上げました。

実は筆者は小学生の時はマガジン中学生の時はジャンプを毎週購読していましたが、おこづかいが足りなくて少年チャンピオンまでは購読できませんでした。友人から借りたり、散髪屋や歯医者に置いてあるチャンピオンで「ブルース」を途切れ途切れで読んだりしていました。

単行本全8巻ですが1巻を買った後に、本屋で単行本を見つけることはなく古本屋でも見当たりませんでした。本屋のある駅前に行くのは月1回か2回だったので買い漏らしたのでしょう。

「ブルース」を全部通して読んだのは昭和ブックカフェ開業のため全国の古本屋を回り全巻揃えられたからでした。なんとか全巻揃え通して読みたいという執念で探しました。全巻揃えている古本屋はなく一冊ずつ買い最後に郷里の福井の古本屋で足りない巻を買えたときは嬉しかったです。

 

10代読者には堪らないコミックでした。60代になって読んでも面白かったです。1巻を買った時に姉も妹も読み早く続きを読みたいと言われました。女性も楽しめると思います。